滅菌について
使用する器具はすべて清潔な状態で患者様をお迎えしております。手袋の交換はもちろんですが、器具の滅菌についても、滅菌器のヨーロッパ基準で最も厳しい基準をクリアしたクラスBの滅菌器を導入しております。当院では開院当初から、感染予防の観念から歯を削る器具(タービン)を滅菌パックし、クラスBの滅菌器(オートクレーブ)で滅菌し、患者さんごとに滅菌済みの新しい物を用意させて、使用直前に封を開けて使用させて頂いております。
また最短20分で滅菌できる機械も導入しております。
無痛治療
当院では無痛治療を行うために、表面麻酔薬をまず麻酔を打つ部分に塗ってから麻酔の針を挿入します。表面麻酔の効果により針を刺す際の痛みを緩和することができます。
また、33Gサイズの超極細針(世界最小サイズ!)と電動の注射器を使用しているため、注射時の痛みもほとんどありません。麻酔処置時の痛みには「刺す痛み」のほかに「麻酔液が入るときの痛み」があります。電動の注射器を使用することにより、ゆっくり一定スピードで液を注入できるので、液が入る際の痛みを大幅に軽減できます。
ダイアグノデント
かつては「虫歯かな?」という部分に針をグリグリと差し込んで診断を行っていたようですが、虫歯になりかけの歯を歯科用の針で突き刺すと歯が傷つきかえって虫歯が進行してしまうことがわかってきました。ダイアグノデントは針を刺さずにレーザーをあてて虫歯の生産物を見分けて虫歯の度合いを測ります。だから歯を傷つけません。ダイアグノデントなら経過観察中の初期虫歯が進行しているのか、それとも治ってきているのかを、数値で経過を追うことができます。
ドックベストセメント
今話題のドックベストセメント治療は、鉄(Fe)イオンと銅(Cu)イオンのコンビネーションによる殺菌力で虫歯を無菌化する治療方法です。従来の治療とは違い、必要以上に歯を削らないので、痛みを感じない事がほとんどです。他院では神経を取る可能性がある虫歯でも神経を残したまま治療できる可能性が高くなります。
当院でも痛くない治療方法の一つとして取り扱っております。ただし、金属アレルギーの方には、適用できない可能性がございます。
カウンセリングルーム
当院では初診から治療終了まで様々な段階で、専用のカウンセリングルームを用いて患者様のお話をお伺いする時間を設けております。治療用チェアの上で落ちつかない状態のまま今後の治療の話を聞いていただくのではなく、緊張しない、あわただしくない空間で、どの治療をしていくのがあなたにとって一番良いかの話を分かりやすく丁寧に行い、その上でベストな治療選択肢を一緒に考えて決めていきたいと考えるからです。